ミッシング・ポイント(未)

アメリカが主要製作国でありながら、ムスリム側の視点から描いているところが面白い。しかも、9.11の同時多発テロを機にアメリカ贔屓からアメリカ憎悪に転換するパキスタン人青年の怒りの変遷が社会構造の歪みを象徴している。原理主義による考え方の二極化こそ争いの根源。「ハンナ・アーレント」を思い出した。

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