日本人のサラリーマン社会の原点を観るような清兵衛の耐え忍ぶ生き様にイラつきながらも共感。長いものに巻かれつつ自我を貫く美学が、わずかな剣戟シーンの中にも清々しく漂い、いいぞやれやれ!とつい応援したくなる。真田広之の殺陣は本当に美しい。