当時、記録か芸術かの論争を巻き起こした。競技や選手の特徴を捉えた斬新な映像表現は、観る側の意識によって賞賛もあれば批判もあるだろう。僕の場合、スポーツはありのままが一番美しいと頑なに信じているので谷川俊太郎の詩的メッセージ以外はあまり手の込んだ加工は必要なかった。個人的にはポイントをイメージ映像で“シンボル化”する程度で良かったかなぁ。巨匠、ナマ言ってごめんなさい。